1年間という準備期間を経てパーラブログが復活しました。
これからはちょいちょい更新していきますので注目しておいてください笑
さて僕はあまり文才がないので、イントロはこれくらいにしておきます。
1発目の記事はTHE関西で記念すべきDCAを担った竹村の記事です。
(最初なので画像の入れ方とかわからないんでこの超大作を一気に読んでみてください)
OUESS パーラブログ 10th
The関西(準備~1日目)
文責 竹村瀬
実はOUESS部長な竹村です。今回は私がDCAを務めさせて頂いた「10th The 関西」という大会について感想を書かせていただきたいと思います。「The 関西」はその名の通り毎年関西で開かれる学年無制限のASIAN styleによる全国大会で、今年も歴戦のディベーターとジャッジ陣により大きな盛り上がりを見せました。その一部でもこれを見て頂いている方に伝わったらと思います。
さて、ろくな実績もないくせにわりと気軽に引き受けてしまったDCA。これが思ったより大変でした。最初のAC会議で大会の概要について確認したあと、課されたノルマが1人最低15個のモーション作成。正直、「マジすか」って感じでしたが、他のAC陣のみなさまが「そんなもんでしょ」という感じで会議をすすめるなか多すぎるとは言えない竹村。振り返ってみるとない頭を絞ったこのモーション作成作業が一番つらかったです。
しかし、Co-CAであるなべしさんとみやけんさん、そしてDCAであるジョンさんとこーぜんさんがつくる素晴らしいモーション群に圧倒され、「これが一流ディベーターの仕事」と思わされてしまった竹村。結局、一番採用数が少なかったですが、このモーション選定作業に加われただけでも光栄でした。また、他にも参考ディベートのRFDを書いたり、メール係をしたり、ジャッジテストの採点をしたりと多くの貴重な経験を大会前からさせて頂き、運営陣の大変さをその欠片でも感じることができ、また、ディベートを別の視点から見る機会にもなりました。特にジャッジテストの採点はAFF voteとNEG voteが半々くらいで、スピーカースコアにもそれなりのバラツキがあったこともあり、ごくわずかな視点や評価の違いや、ほんの少しのドロップでこんなにも結論が変わってくるものかと改めて驚かされました。
そして、直前になって招待したジャッジの多くが不参加を表明するなどのハプニングに見舞われながらも本番が始まりました。関東からも多くのディベーターが参加してくださり、ORの空気は緊張と賑やかさがないまぜになった独特の雰囲気でした。
ジャッジブリーフィングを緊張しながら終え、DCAということで常に難しそうなラウンドに配置されるわけですが、R1からでりさん率いる「進撃の山岸」対横山さん率いる「菜々さまと下僕たち」というハイレベルラウンド。一生懸命考えてvoteを出した結果、マイナー。いきなりマイナーしてしまうDCA。しかし、パネルからの評価が結構良かったため気を取り直してR2へ。ここでは「青学女子力あるって思うじゃん?」とおなじみ加藤さん率いる「5年目の逆襲」の対決を見ることに。青学の女の子の関東感あふれる垢抜けた雰囲気に惚れ惚れしたり、「5年目の逆襲」のえげつないイシューに惚れ惚れしたりしながら楽しくジャッジをこなすことが出来ました。質問しようとする石河さんに「老害感を出すのははやめろよ」と加藤さんが止めようとしていたのが印象的でした。R3は成蹊のチーム(すみません名前忘れました)対Sophia A。どちらもメインブレイクさせたいくらい十分な力を持つチームで、2敗目を告げるのが非常に惜しい勝負でした。特にSophia Aはルーキーチームとは思えないほど強く、これからも関東がディベート界の主導権を握るであろうことを予期させるチームでした。R4はR1でも見た「進撃の山岸」VS一橋のルーキーチームである「デリさん仕事に集中してください」。難しいモーションに加え、バブルラウンドに相応しい大激戦で、ブレイクジャッジを決めるためのジャッジアロケーションでもあったために30分以上にわたるロングディスカッションをしてしまいました(伊森さん、木村さん、申し訳ありませんでした)。Voteは違ったものの、伊森さんとのディスカッションはかなり学ぶところが多く、非常にためになりました。
DCAとして際どいラウンドに入ることが多かった1日目でしたが、強力なディベートを多く見ることができ、各大学のジャッジの皆さんとのディスカッションからも学ぶところが多く、改めてディベートの楽しさ、奥深さを学ぶことができた1日でした。
OUESS パーラブログ 10th The関西(1日目夜~2日目)
いい感じの1年生が一杯入って来てくれて嬉しい竹村です。10th The 関西感想の続きです。ブレイクチームの決定、決勝トーナメントの開始。大会はいよいよ佳境を迎えます。
さて、大会1日目終了後に、運営人は居残りでブレイクチームやベストスピーカーの確認を行います。特に仕事があるわけではないのですが、是非とも関西勢に多くブレイクして欲しいところ。しかし、残念なことにOPUの「大阪府立大学日本語弁論部」が3勝したにも関わらずメインブレイクに1歩届かず、また、ざきみや、どあら、りさのルーキーチームもギリギリでルーキーブレイクできず、悔しい限りでした。ただ、純関西チームではないものの、岡橋率いる(!?)「はじめまして田中さん」や横山さん率いる「菜々さまと下僕たち」は順調にブレイクしたのはさすがだなと思わされました。
ちなみに、こーぜんさんの誕生日会が同時に開催され、暖かい空気の中でお祝いを致しました。人格者のこーぜんさんがどれだけ愛されているかはわかる一幕でした。ちょっと悔しい。
決勝トーナメントではまず、Rookie Semi-finalを見させていただきました。予選でも見た「青学女子力あるって思うじゃん?」と「デリさん仕事して下さい」の対決でした。ブレイクラウンドらしい熱戦で、ジャッジ3人で見たのですがここでも票が割れました。続いてはQuarter-final。あの「はじめまして田中さん」と富永さん率いる「ladies and gentlemen」の優勝候補対決でした。極めてレベルの高いラウンドで、岡橋のイントロがほぼ鍋島さんが書いていらっしゃったモーション解説と一致していたのは驚きでしたが、それに対する「ladies and gentlemen」のスピーチも圧巻で、岡橋に負けを宣告せざるを得ず、喪失感に駆られたのが印象に残っています。一緒にジャッジをしたすずまささんも「割れると思った」と語るほどの名勝負で、ジャッジしたことを誇れる闘いでした。その興奮も醒めぬまま「15(いちご)の春」対「ladies and
gentlemen」のSemi-finalへ。どんどんオーディエンスの数もジャッジの数も増え、その期待に十分応えるレベルで感動を禁じえませんでした。そしてここで2回目のマイナー。ここだけは後から振り返ると逆側に入れても良かった気がして少し後悔しています。まだまだ自分が未熟だと思わされました。そしてついにGrand-final。鍋島さんの声で自分の名前が読み上げられると緊張も高まります。「5年目の逆襲」対「ladies and gentlemen」のラウンドは稀に見る大激戦で、部屋に帰った後も随分迷いましたが、ここでもマイナー。3回目。しかし、1票差での決着で、The関西の決勝に相応しい素晴らしいラウンドでした。
振り返ってみると、楽しさもさることながら、とても勉強になった大会でした。モーション作成の段階から大会に携わり、多くのハイレベルラウンドを悩みながらジャッジし、自分自身の浅さとディベートの深さ、そして何よりコミの方々やAC陣、そして参加されたディベーターの方々の優しさに触れ、人間的にも少し反省できた大会だったと思います。この大会での経験が春Tでのブレイクに繋がったことは間違いありません。
どんなに勝てなくても、積極的に大会に参加すれば、きっと何かが見えてきます。それくらいが、(大会参加数だけ無駄に多い)私から言えることです。
それではまた。
ということです。
THE関西は僕もミスってしまったので何とも言えないですが、
たしかに関東勢の力をはっきり感じた大会でしたね。
かれはこれからも頑張ってくれるでしょう。
竹村お疲れ様!
返信削除大会で得れるものって確かに多い(^∇^)