2014年7月7日月曜日

祝初ブレイク!!


こんにちは、小菅です。今回は2回生最強決定戦ジェミニ杯の記事をオルファが書いてくれました。
今まで色々な大会に参加してきた彼がとうとう初ブレイクを達成してくれました!!
そんなオルファがどんなことを思ったのか、読んでみてください!!!!!!
















こんにちは。パーラセクの古屋(オルファ)です。
大変遅くなりましたが、614日と615日に行われたジェミニ杯について書きたいと思います!

<ジェミニ杯とは?>
関東で行われる二回生最強ディベーター決定戦。二回生だけで行われる最後の試合であるため、とても重要。150人、50チーム参加(ディベートのスタイルはAsian style=3人で1チーム)。純関西チームはこのうち5チームだけ。

阪大からはディベーターが2チーム、ジャッジが2人出場しました!
(スピーチ順)
OsakaA 古屋(オルファ)・森岡(ちぐさ)・中西(ニッシー)
OsakaB 榊原(ザベス)・柴田(莉)(しばりさ)・柴田(宏)(わんちゃん)
ジャッジ 竹村(たけむーさん)・平家(へーけさん)

今回大阪大学2回生組が特に重視したのは、「ブレイク」です。(ブレイク=予選通過のこと。予選で4回戦中3勝すればブレイクできる。)というのも、今までブレイクしたメンバーは先輩の力を借りている場合が多く、純粋に自分たちの実力だけでブレイクを達成したことのないメンバーが何人かいたからです。もちろん、2回生最後の試合なんだから、ブレイクしたいという気持ちもありました。
そのため、今回はチームの要となる帰国子女組(ちぐさ、りさ)を2チームに分散し、両チームブレイクを目指しました!

では、自分が参加していたOsakaA試合の様子を簡単に書いていきます

Round1 THW mandate medical doctors to report all suspected cases of domestic violence.
自分たちはgovでした。
相手はいきなり関東の強豪大学。

敵を恐れながらも、プレパはまあまあ順調に進んだと思います。

ちなみに、自分のチームはとにかく僕のリーダーでアーギュメントの大枠をしっかり提示することを重視しています(当然かもしれませんが())。そのため、プレパはまず3人が結集して僕のスピーチを丁寧に作ることから始めます。というのも、僕のスピーチで大枠を出すことさえ失敗しなければ、デプティの帰国子女ちぐさが高速でしゃべって理由、具体例などの埋め合わせをしてくれるからです。いわゆる「リーダーが空っぽの建物を建て、そこにデプティが社員を詰め込む」形式です。

なんやかんやで、試合が始まりますが・・・

最終的に相手にずっと突かれていた「被害者が病院に行く」ことをなかなかしっかり証明でききれずにディベートは終わってしまいました・・・。ここができていなかったために3人で「負けたかな・・・」と話していましたが、結果的にはこの上なくスライトで勝つことができました。運よく勝ったものの、「大前提」の証明を怠らないようにしなくては・・・。当たり前のことをチーム内で再確認します。

Round2
THBT journalists who cover people in distress have moral obligation to act as good Samaritan.
自分たちはoppでした。
相手は優勝候補の超強豪チーム。しかもモーションは難しい。10分くらいブレストしてもスタンスが全くわからない!!なんとかひねり出したアーギュメントで特攻したものの、結果は敗北・・・。けれどもジャッジの方にも悪くはなかったといってもらえました。スピーカーポイントはそこまで低くないのだろうと焦りを抑えながら、次のラウンドに向かいます。

Round3
THW exempt indigenous communities from environmental regulation.
自分たちはgovでした。
この試合は勝ったのですが・・・
試合後ジャッジに怒られるほどの不出来なスピーチでした。
練習でもたまにやってしまうので気を付けてはいたのですが、いわゆる「現状にproblemがないケース」を扱ってしまったからです・・・(T_T)


今の段階で二勝はしているものの、今の試合のジャッジの反応を見ると、おそらくスピーカーポイントは相当低い・・・。次の試合は相当強いチームが来るに違いない・・・。
(同じ勝ち数のチームの同士で、スピーカーポイントが低いチームと高いチームが当たるようにタブが組まれているため)
しかし次で勝たないことにはブレイクの夢は果たされない!
今一度チームでプレパの体系を確認し、round4へ向かいます。

Round4
THB in the right to bear arms.
自分たちはopp
思った通り相手は関東の強豪大学。
けれどもモーションはかつて何回かやってきた古典!!
夜行バスの疲れを完全に忘れて、試合に全力を注ぎます。

試合終了後の印象は、「55分じゃね?」でした。
勝ったか負けたかわからない、不安な中次の日を待ちます。
(ちなみにこの日の夜は何人かでかじかじさんの自宅に泊めさせていただきました。卓球させてもらいました笑。かじかじさんありがとうございます!)


そして結果は・・・
なんとOsakaAOsakaBともに3勝でブレイク!!
ジャッジでは、平家さんがブレイクを果たしました!!
ともにオクトで散ってしまったものの、かつてない快挙を成し遂げることができました!!

自分はかつてブレイクをしたことがなかったので、ブレイクアナウンスメントで自分のチームが呼ばれたのはこの上なく嬉しいことでした。正直毎回のように負けるパーラの大会が嫌になってきていた面もあったのですが、このジェミニ杯ではパーラの楽しさを実感することができたと思います!!
仲間とともに「言葉や論理で」戦うというのは、スポーツとはまた違った面白さ、白熱があることを改めて実感しました。
ちぐさ、にっしー、他にも阪大で一緒に練習してきたパーラ2回生、本当にありがとう!!いろいろおしえてくださった阪大内外での先輩方もありがとうございました!!


長い駄文を失礼しました。m(__)m



いやー、阪大の黄金世代を飾る彼らが初の全チームブレイクをやってくれました。
去年、僕は1勝3敗と振るわなかったのですが、後輩がここまでやってくれてうれしいです。

これから新しい世代が入ってきますが、彼らにもこのブレイクを味わわせてあげたいものです。




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